周りの5人の平均があなた。
周りの5人の平均があなた。アメリカの起業家JIM ROHNが言った言葉です。
金魚5匹を一つの水槽に入れ、その水槽の半分を透明な板で仕切り、反対側へは行けないようにします。
しばらく経ってから透明な板を外してみると、金魚は透明な板がなくなったにも関わらず、反対側には行こうとしません。
これを心理学用語で「学習性無力感」と言います。
これは人にも同じことが言えます。
「こんな職業につきたい、企業がしたい」などと自分の夢を語ると、大抵の親や友人は「そんなの失敗する、お前には無理や」と否定してくる事がが学習され、「自分にはできない」と思ってしまうようになります。
自分で透明な板を作ってしまって、行動を起こさなくなってしまいます。
そのため周りの環境は非常に大切であり、環境を変えるだけで自分の考え方が大きく変化する事もあります。
ただ環境を変える事を言葉で言うのは簡単ですが、実際行動に移すとなると非常に勇気のいる行動だと思います。
そこで、簡単に行動を起こす方法があります。
それは周りの5人を自分の手で選ぶことです。
要するに、尊敬する人の本や動画を見る。
読み続ける、見続ける事で、実生活より尊敬する人の本や動画に触れる時間が長いと平均が変わります。
今まで周りの人達だけで、構成されていた自分の平均が変わっていくのです。
そしてそれを続けていけば気が付いた時には周りの人と考え方や捉え方が違う自分に気がつきます。
これは実際私自身が経験した事です。
私は国家資格を取り、今までその勉強ばかりをしてきました。
周りの人たちもその勉強ばかりしている人ばかりで、それ以外の事をするのは「悪」「無駄な事」のように言われてきました。
しかし、ある事がきっかけで1つのことに偏り過ぎていたことに気がつきました。
そこからの私は専門書だけではなく、自己啓発、心理学、経済学など多種多様の分野に触れるようになりました。
まだ周りの人には理解されず、そんな事してる暇あるなら勉強しろと言われます。
しかし自分の人生、5人の平均を変えていき、いつか見返しそういう選択肢もあるのだと気付いてもらえるように努力していきます。
環境が変われば常識が変わる。このことを信じて行動していきます。
(周りの環境)(学習性無力感)